【新華社アモイ6月15日】第七回海峡フォーラムが14日アモイで開幕すると、両岸同胞を熱烈に歓迎したといううれしいニュースが伝わってきた。中国共産党中央政治局常務委員の兪正声・全国政治協商会議主席は大会で、中国大陸は両岸同胞のために、台湾同胞の中国大陸訪問に対する査証手続きを免除し、カード式の「台湾同胞証」を適時に導入することなどを含めたより良い条件を作り出してゆくと宣言した。これは疑いなく大陸側が両岸民衆の往来の便宜のために開いたもう一つの大門で、きっと両岸民衆の往来がピークを更新するのを促進し、両岸関係の平和・発展が一層強固・深化されるのを推進するだろう。
1895年以来、両岸の断絶状態が破られてから、両岸関係の緩和と発展に伴って、両岸の同胞の交流は日益しに増えている。概算統計によると、1987年に両岸の断絶状態が終結してから今年の第1四半期に至るまで、台湾の同胞の中国大陸訪問は累計で8338万人を上回り、大陸住民の台湾訪問は累計で1706万人を超え、両岸の人的往来は合計で1億人を突破したという。
往来人数が総数で1億人を突破したことは、両岸の同胞が互いに親しく関わりを持つことへの高い期待と強いニーズを明らかに示している。確かに兪正声・全国政治協商会議主席が指摘したように、60年以上にわたる両岸関係の発展のプロセスは、つまり両岸の同胞が断絶されたわだかまりを打ち破り、交流と協力へ向かうプロセスであり、また家族が分離やわだかまりから再び溶け合い、心を通い合わせる方向へと向かうプロセスでもある。両岸関係の新しいスタート地点において、両岸の同胞における往来の隔たりや妨害を更に消し去ってようやく、時代の流れに順応し、民意に近づくことができ、両岸の同胞の相互理解を一層増進することができ、心理的な距離に近づくことができ、また台湾海峡が動揺・不安から抜け出し、両岸関係の前進・発展を推進するために、より強力な原動力を与えることができるのだ。
(新華網日本語)
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