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河北省で日本語画報原版を発見、旧日本軍による中国侵略の罪行を「立証」
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-15 16:05:28 | 新華網日本語 | 編集: 薛天依

    【新華社石家庄6月15日】河北省滄州市に住むコレクターの王春生さんはこのほど、彼が収蔵する旧日本軍の中国侵略の罪行を記録した「支那事変画報」2冊を記者に見せた。

    紹介によると、この画報は1937年8月3日に創刊され、旧日本軍のために功績を褒め称え、戦績を誇示し、日本国民が中国侵略戦争に加わるように煽動するために日本の朝日新聞社が発行したものだ。

    王春生さんが収蔵する画報2冊はそれぞれ画報の第6刊と第6刊の臨時増刊号で、画報の文章と写真の紹介はすべて日本語で、表紙に「大阪毎日、東京日日特派員が撮影」と明記されている。このうち、一冊の画報に「堅城滄州屠」という大きなタイトルが印字され、旧日本軍が津浦鉄道を南下して滄州を占領する過程が記録されている。もう一冊の画報は当時、旧日本軍が中国の北京、保定、涿州などを侵略した過程が詳細に説明されている。

    王春生さんは次のように説明した。画報の写真と文章は、当時の日本人の従軍記者が撮影し、取材して記述したもので、1937年「七七事変」から1941年までの旧日本軍が中国を侵略したすべての戦線と戦役を記録している。北京、上海、南京、武漢、済南、重慶、海南などに関連し、これらの日本人記者は自分で取材して記述した写真と文章は、中国侵略旧日本軍が中国で極悪非道の罪行をはたらいた反論の余地のない堅い証拠と言える。

    「往年の日本軍国主義を誇示した2冊の画報は、日本が中国を侵略した現在の自供書だ。」と王春生さんは語る。王春生さんは、平和のために「戦争」の記録を収蔵しており、収集する目的はより多くの人々にこの時期の歴史を理解し、銘記してもらうことだ。

(新華網日本語)

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