中国国家衛生計画出産委員会は12日、中東呼吸器症候群(MERS)の感染可能性に備え、診療と感染防止対策の強化を各地に求める通知を出しました。
通知は「サウジアラビアへ行って参拝する時が近づき、中国人と感染発生地の人との往来が頻繁になるにつれて、中国で感染が発生するリスクがないでもない」として「医療機構は発熱者の発見と診察に力を入れると同時に、呼吸器伝染病が病院での感染拡大を防ぎ、診療レベルを引き上げ、原因不明の肺炎やインフルエンザーなどの病気のモニタリングを強化し、医療関係者が発熱や原因不明の肺炎の患者への問診、隔離などを行う意識を強化し、発見、報告、隔離、診断と治療を出来るだけ早く行うよう」求めています。
(中国国際放送局)
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