【新華社北京1月24日】中国国家発展改革委員会の趙辰昕(ちょう・しんき)秘書長はこのほど、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が安全で円滑な運行を守り、運行規模を拡大していると述べた。昨年の運行本数は前年比約50%増の1万2406本に達し、1万本の大台を初めて突破。2016年の7・3倍となった。
趙氏によると「中欧班列」は昨年、新型コロナウイルス感染症の影響に直面しつつも、国際複合一貫輸送の強みを生かし、海運や空輸からの貨物輸送を引き受け、国際サプライチェーン・産業チェーンの安定化や中国と欧州の共同感染対策に重要な役割を果たし、互恵・ウィンウィンに貢献した。特に下半期(7~12月)は月間運行本数約1200本を維持し、10カ月連続で前年同月比2桁増を達成。8カ月連続で千本以上となった。
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