チベット自治区チョモランマのアドバンス・ベースキャンプで、標高6500メートル地点に設置された5G基地局の信号をテストする中国移動(チャイナモバイル)のスタッフ。(2020年5月21日撮影、ラサ=新華社記者/晋美多吉)
【新華社ラサ1月24日】中国チベット自治区政府は22日、自治区内の第5世代移動通信システム(5G)基地局数が2800カ所以上になったと発表した。
同自治区の第11期人民代表大会第4回会議で、政府担当者は自治区内全てのA級観光地(Aから5Aまでの5ランク)が携帯電話の通信圏内になったと述べた。
平均標高4千メートルを超える厳しい自然環境の施設など、同自治区では他の観光施設の建設も強化されてきた。
自治区には現在、A級観光地が116カ所あり、うちラサ市のポタラ宮など5カ所は最高ランクの5Aとなっている。
地元観光局によると、昨年チベットを訪れた観光客数は約3505万人で、観光収入は366億4千万元(1元=約16円)だった。
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