【新華社杭州5月4日】中国浙江省寧波市の舟山港で1日、積載能力2万3964TEU(20フィートコンテナ換算)の韓国のコンテナ船HMMアルヘシラスが入港し、梅山港区7号バースに接岸した。中国が新たに建設した最高等級のコンテナバースに、世界最大のコンテナ船が初めて停泊した。
同船は、韓国HMM(旧現代商船)が2020年中に進水させる世界最大クラスの大型コンテナ船12隻の第1号船。設計積載量はこれまでの世界記録2万3756TEUを更新した。同港で5800TEU余りの貨物の積み下ろしを行った後、「21世紀海上シルクロード」を通り、欧州の港へ向かう。
舟山港は、貨物の年間取扱量が11億トンを超える世界で唯一の港で、コンテナの年間取扱量は世界第3位を誇る。20年は既に2万TEU超級コンテナ船を延べ69隻(前年同期比26・1%増)受け入れており、世界のコンテナ輸送の重要ハブ港(拠点港)としての地位を確立している。(記者/魏一駿)
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