4月28日に撮影した豊満水力発電所の新ダム。(長春=新華社配信/顔麟蘊)
【新華社長春5月1日】中国吉林省吉林市にある国家電網豊満水力発電所で4月28日、4号ユニットが運転を開始した。同発電所では旧ダムが1937年に着工。新中国成立後には発電所の建設が第1次5カ年規画の重点プロジェクトに指定され、1960年の完成、稼働時には、アジアで最大規模の水力発電所となった。その後、多方面から検証した結果、発電所を全面的に整備、再建することとなり、旧ダムを解体して新しいダムを建設することが決定。2012年に着工し、2019年9月に1基目のユニットが稼働した。現在は4基のユニットが送電を行っているほか、5、6号ユニットの設置作業も進んでいる。