【新華社天津2月28日】中国天津開発区は天津市、天津浜海新区の重要な経済機能区として、終始一貫して実体経済の発展に重点を置き、実体経済の発展を推進すると同時に、構造調整と高度化を実施、現代的な産業体系を構築、経済の持続的で健全な発展を保てるよう取り組んでいる。
第一に次世代情報技術、自動車製造とサービス、新型石油化学、ニューエコノミーなど、現代的なサービス業で構成される4つの優位性ある産業クラスターを強化し続ける。2025年までに情報技術産業は端末や部品などの基盤を固めると同時に、人工知能(AI)、ブロックチェーンなど新たな分野を開拓、本業売上は2千億元(1元=約17円)に達する。自動車産業はブランド力を強め、新エネルギー自動車、通信機能を強化した「コネクテッドカー(つながる車)」、省エネ型自動車の発展を推進、完成車生産能力は200万台、本業売上は4千億元に上る。新型石油化学産業はグリーン(環境配慮)、低炭素、大規模化と集積化の発展を堅持、本業売上は3千億元に達し、現代的なサービス業は生産性サービス業、生活性サービス業の共同発展を実現する。
第二にバイオ医薬研究開発と製造、ハイエンド設備スマート製造、現代的な金融、新エネルギー新素材の4つの新興産業クラスターの発展に力を入れる。バイオ医薬分野では25年までに薬品、医療機器、アウトソーシング、流通企業500社以上を集め、本業売上は600億元に達する。ハイエンド設備スマート製造分野では数値制御工作機械、産業ロボット、航空・宇宙飛行など新興分野に焦点を当て、本業売上は1千億元に達する。現代的な金融分野では自由貿易試験区の試行とイノベーションの優位性を発揮し、于家堡を京津冀(北京市、天津市、河北省)金融協力総合改革試験区に建設する。新エネルギー新素材分野では発電設備とエネルギー貯蔵装置の二大産業チェーンを推進、本業売上500億元を実現する。
天津開発区は2018年、域内総生産が8・2%増、一定規模(年商2千万元)以上工業の生産額が6・6%増、一定規模以上工業増加値が8・1%増、財政収入が前年比で3・3%増の608億2千万元となった。国内資金と外資利用額は実行ベースでそれぞれ289億元と11億ドル(1ドル=約111円)、新規登録の外資系企業は147社だった。うち、登録資本金1億ドル以上の企業は10社。新規登録の内資企業は5322社、登録資本金は1198億元だった。
天津開発区は2018年、「天津経済技術開発区の先進製造業発展促進暫定弁法(規則)」と「天津経済技術開発区の現代的なサービス業発展促進暫定弁法(規則)」の2つの政策および「天津経済技術開発区の金融業の革新的な発展促進暫定弁法(規則)」「天津経済技術開発区のニューエコノミー発展と新原動力育成に関する暫定弁法(規則)」「天津経済技術開発区の商業貿易サービス業発展促進暫定弁法(規則)」「天津経済技術開発区の映画・テレビドラマ文化産業発展促進暫定弁法(規則)」の4つの詳細な産業政策を改訂、公表し、現代的な産業の発展を強く支持した。
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