香港上環にある招商局ビル。(12月2日撮影、香港=新華社配信/王申)
【新華社北京3月1日】中国香港特別行政区政府統計処が2月27日発表した最新データによると、2018年第4四半期(10~12月)の香港GDP(域内総生産)は前年同期より1・3%伸びた。季節的調整を経て、18年第4四半期の同特区GDPは前四半期と比べ0・3%鈍化した。18年特区のGDPは前年比3・0%伸びた。中国証券報が伝えた。
香港GDPの主要構成を見ると、個人消費支出伸び率は鈍化し、政府支出は拡大。個人消費支出は18年第3四半期(7~9月)の4・8%という実質伸び率に続き、18年第4四半期の前年同期比実質伸び率は3・1%と成長を持続している。18年通年の個人消費支出の前年比実質伸び率は5・6%となった。
国民経済の統計定義で計算した政府消費支出では、18年第4四半期の前年同期比実質伸び率は5・0%、18年通年では前年比伸び率は4・2%だった。
総固定資本形成では、18年第4半期は前年同期と比べ5・4%低下し、18年通年の前年比実質伸び率は2・2%となった。
香港経済の伸び率が鈍化する中、同特区政府・財政司の陳茂波(ちん・もは)司長は27日開催された立法会の席上、特区政府が19年の特区GDP伸び率を2%~3%と予測したことを明らかにした。
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