海南自由貿易試験区のマスタープラン発表　改革自主権をさらに拡大

  【新華社北京１０月１７日】中国国務院はこのほど、中国（海南）自由貿易試験区の設立を承認し、同試験区のマスタープランを発表した。

  マスタープランは次のように指摘した。海南自由貿易試験区の建設は、中国共産党第１９回全国代表大会と第１９期中央委員会第２回、第３回全体会議（２中全会、３中全会）の精神を全面的に徹底すべきであり、習近平（しゅう・きんぺい）新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導方針とし、制度革新を核心に据えたより大きな改革自主権を付与しなければならない。大胆に試し、大胆に突き進み、自主的な改革を行い、「放管服」改革（注）を深める必要がある。法治化や国際化、円滑化されたビジネス環境と公平かつ開放的で統一された効率の高い市場環境の構築を加速させ、生態文明の理念を海南自由貿易試験区建設の全過程で一貫させなければならない。

  注：「簡政放権、放管結合、優化服務」の略で、行政の簡素化、権限の委譲、規制緩和と管理強化の結合、サービスの改善に関する改革を指す。

  当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。