【新華社北京10月12日】中国商務部の高峰(こう・ほう)報道官は11日、最近結ばれた米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の「USMCA加盟国は『非市場経済国』と自由貿易協定を締結するには、その3カ月前に他の加盟国にこれを通知しなければならず、他の加盟国は6カ月後にUSMCAを離脱し、二国間貿易協定を締結することができる」との条項が中国を標的にしたものと見なされることについて、次のように表明した。
世界貿易機関(WTO)の多国間貿易ルールには「非市場経済国」に関する条項がなく、それは一部の加盟国の国内法にしか存在していないと中国は何度も強調してきた。中国は、特定の国の国内法を国際法に優先させ、特定の国の意志を他国に押し付けるようなやり方に反対する。
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