11日、舞踊劇「春の祭典」を上演する出演者。(昆明=新華社記者/藺以光)
【新華社昆明10月15日】中国の有名な舞踏家、楊麗萍(よう・れいへい)さんの新作「春の祭典」が11日夜、中国雲南省昆明市で初上演された。同作品は、ロシア系米国人作曲家、ストラヴィンスキーの代表作で、ロシアの原始部落の人々が春を祝う祭典を表現している。楊麗萍バージョンの現代舞踊劇「春の祭典」は、中国文化の要素をもとに、西側のクラシックや人と自然の関係を新しくアレンジし直したものだという。「春の祭典」は昆明での公演後、上海国際芸術祭で披露され、その後世界各国で巡回公演が行われる予定。