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新華社評論:歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進 
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-09-14 21:17:02 | 新華社 | 編集: 郭丹

 【新華社北京9月14日】「極東:より多くのチャンス」と題した第4回東方経済フォーラム(EEF)が11、12の両日、ロシアのウラジオストクで開催され、60余りの国から数千人の代表が参加した。中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は、初めて国家元首としてフォーラムに出席、全体会議のスピーチで、中国のロシア極東協力への参加により収めた豊富な成果を全面的に総括し、目下の中ロ極東協力と北東アジア地域の発展が直面している歴史的なチャンスを闡明し、相互信頼の増進と協力の深化、相互学習、長期的視野に立つという4点の提唱を打ち出し、新たな情勢の下で共に北東アジア地域の美しい未来を切り開くために明確なロードマップを描いた。

 歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、睦まじく友好的な相互信頼を高める必要がある。深く複雑に変化する現在の国際情勢を背景に、睦まじく信頼し合い、しっかりと団結した北東アジアは各国の利益と国際社会の期待に合致するものであり、多国間主義を擁護し、国際秩序をより公正で理にかなう方向へ発展させていく上でも、重要な意義を持つ。中国は北東アジア地域の一員として、一貫して平和的発展の理念にのっとり、相互尊重の精神と建設的な姿勢での地域協力への参加を堅持してきた。各方面の関心事に対する思慮と配慮を重視し、地域各国との交流や対話の推進に尽力し、必ず北東アジアの持続的な平和と安寧を共に擁護し、この地域の平和かつ安定的な発展実現のために原動力を注いでいく。

  歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、共通利益のパイを大きくする必要がある。北東アジア地域各国の経済発展にはそれぞれの強みがあり、相互補完性が高い。域内の各国は、その強みを十分に発揮して各分野で深いレベルの協力を展開する能力と条件を備えており、現実に立脚し、長期的視点に立ち、総合的な協調発展が実現できる。▽中ロが「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想とユーラシア経済連合の「接続」を積極的に進め、重要な初期成果を獲得している▽中日韓、中・ロ・モンゴル三国間協力が良好な成果を上げている▽アジアインフラ投資銀行(AIIB)やシルクロード基金が中国の支援の下でより大きな役割を果たしている-各方面の実務協力は秩序ある前進を続けている。

  歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、伝統的な友情の基礎を固める必要がある。国の交わりは民の相親しむにあり、人的・文化的交流や相互学習の土壌を深く耕し、団結と友好、手を携え協力する民意の基礎をしっかりと固めることが、互恵ウィンウィン、共同繁栄という発展目標の実現につながる。北東アジア各国は地理的に近く、文化的にも融合し、民心も通い合っている。各国の人民は長期にわたる行き来の中で深い友情を育んできた。既存の基礎の上に交流のルートを広げ、新たな協力形式を生み出し、観光や青年、教育、文化産業などの各分野で相互に学習し、各国の民衆が交流を展開するための利便化とプラットフォーム構築に努めることが必要だ。北東アジア各国の伝統的な友情がより一層強固に発展するよう、協力ウィンウィンに向けて民心を集め、活力を増やし、助力を添えるべきである。

 

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新華網日本語

新華社評論:歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進 

新華網日本語 2018-09-14 21:17:02

 【新華社北京9月14日】「極東:より多くのチャンス」と題した第4回東方経済フォーラム(EEF)が11、12の両日、ロシアのウラジオストクで開催され、60余りの国から数千人の代表が参加した。中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は、初めて国家元首としてフォーラムに出席、全体会議のスピーチで、中国のロシア極東協力への参加により収めた豊富な成果を全面的に総括し、目下の中ロ極東協力と北東アジア地域の発展が直面している歴史的なチャンスを闡明し、相互信頼の増進と協力の深化、相互学習、長期的視野に立つという4点の提唱を打ち出し、新たな情勢の下で共に北東アジア地域の美しい未来を切り開くために明確なロードマップを描いた。

 歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、睦まじく友好的な相互信頼を高める必要がある。深く複雑に変化する現在の国際情勢を背景に、睦まじく信頼し合い、しっかりと団結した北東アジアは各国の利益と国際社会の期待に合致するものであり、多国間主義を擁護し、国際秩序をより公正で理にかなう方向へ発展させていく上でも、重要な意義を持つ。中国は北東アジア地域の一員として、一貫して平和的発展の理念にのっとり、相互尊重の精神と建設的な姿勢での地域協力への参加を堅持してきた。各方面の関心事に対する思慮と配慮を重視し、地域各国との交流や対話の推進に尽力し、必ず北東アジアの持続的な平和と安寧を共に擁護し、この地域の平和かつ安定的な発展実現のために原動力を注いでいく。

  歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、共通利益のパイを大きくする必要がある。北東アジア地域各国の経済発展にはそれぞれの強みがあり、相互補完性が高い。域内の各国は、その強みを十分に発揮して各分野で深いレベルの協力を展開する能力と条件を備えており、現実に立脚し、長期的視点に立ち、総合的な協調発展が実現できる。▽中ロが「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想とユーラシア経済連合の「接続」を積極的に進め、重要な初期成果を獲得している▽中日韓、中・ロ・モンゴル三国間協力が良好な成果を上げている▽アジアインフラ投資銀行(AIIB)やシルクロード基金が中国の支援の下でより大きな役割を果たしている-各方面の実務協力は秩序ある前進を続けている。

  歴史的チャンスをつかみ、協力ウィンウィンを推進するには、伝統的な友情の基礎を固める必要がある。国の交わりは民の相親しむにあり、人的・文化的交流や相互学習の土壌を深く耕し、団結と友好、手を携え協力する民意の基礎をしっかりと固めることが、互恵ウィンウィン、共同繁栄という発展目標の実現につながる。北東アジア各国は地理的に近く、文化的にも融合し、民心も通い合っている。各国の人民は長期にわたる行き来の中で深い友情を育んできた。既存の基礎の上に交流のルートを広げ、新たな協力形式を生み出し、観光や青年、教育、文化産業などの各分野で相互に学習し、各国の民衆が交流を展開するための利便化とプラットフォーム構築に努めることが必要だ。北東アジア各国の伝統的な友情がより一層強固に発展するよう、協力ウィンウィンに向けて民心を集め、活力を増やし、助力を添えるべきである。

 

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