【新華社ローマ8月23日】イタリア経済発展省は21日、中国タスクフォースの設立を発表した。政府、ビジネス界、社会の間の対話メカニズムを構築し、イタリアと中国の経済貿易関係を一層強化する狙いがある。
同省は発表した声明の中で、中国タスクフォースの主な役割は伊中両国の貿易、金融、投資、研究開発などの分野や第三国での協力を強化し、欧州連合(EU)と中国が実施している「一帯一路」と「中国製造2025」の枠組みの下での協力の過程で、イタリアのリーダシップ発揮を確実にすることであるとした。
同省は、中国の発展のペースに適応するため、タスクフォースの設立が新たな分析とオペレーションの枠組み構築に役立つと明らかにした。同省のミケーレ・ジェラーチ(Michele Geraci)次官は、中国の国内市場は巨大で、高品質な製品に対するニーズが高まり続けており、イタリアは中国の発展の好機をつかまなければならないと述べた。
声明はまた、中国タスクフォースがイタリア経済発展省と外務省の共同指導を受け入れ、イタリア経済財務省、内務省、教育省などの部門が共同参加し、ジェラーチ氏が調整・指揮を担当するとしている。
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