17日、トウガラシ畑で除草作業を行う陝西省安康市寧陝県の四畝地鎮泰山壩村にある蘭花湖栽培・養殖合作社の職員。同県では「企業+産業パーク+合作社+農家」のモデルを取り入れ、環境保全型農業や特色ある農業、レジャー農業の発展を促進し、全県農民の増収と農家の貧困脱却をけん引している。
【新華社寧陝8月21日】中国陝西省安康市寧陝県は秦嶺山脈の山懐に位置し、国の貧困支援開発事業の重点県に指定されている。同県はここ数年、森林被覆率が90・2%となる生態資源の優位性に立脚し、生態建設と貧困脱却の堅塁攻略を高度に融合させ、「生態+産業」、「生態+雇用」、「生態+観光」など一連の「生態+」貧困脱却モデルを積極的に模索し、「緑水・青山」(美しい山河)を貧困層の「金山・銀山」(宝の山)にしている。同県では2017年、生態建設により361世帯1192人が貧困から脱却したが、これは全貧困脱却者の52・9%に当たる。(新華社記者/劉瀟)