【新華社カオバン8月22日】初の「中国医師デー」にあたり、中国人民解放軍医療チーム30人が19日、陸路でベトナムのカオバン省に移動した。22日から28日まで両国の国境地帯でベトナム人民軍医療チームと共に「手を携えて軍民に奉仕し、健康な未来を共同で創造する」をテーマとする診療奉仕を行う。
両国軍が国境を跨いだ一体化協力、合同診療奉仕を行うのは初めてで、双方は調整チームを結成して、合同意思決定、合同指揮、合同チーム編成、合同行動、合同保障を実施する。主な内容は、診療奉仕と巡回診療、健康知識宣伝と教育、難病の立会診断、学術討論と手術の実演などを含む。
中国側医療チームは聯勤(共同兵站)保障部隊桂林聯保(共同後方支援)センター広州総医院と中国人民解放軍陸軍軍医大学から選ばれた医療スタッフが中心になっている。内科、外科、眼科、口腔科、産婦人科、小児科、伝統医学科などの科が設けられており、心電図、エコー、X線、化学検査などの設備を携帯している。
ベトナム人民軍総後勤局軍医局の代表は19日午前、パクロン通関所で中国人民解放軍医療チームの歓迎式を催した。中国中央軍事委員会後勤保障部衛生局医療管理処の王樹千処長は「両国は山河を接する良き隣人、同じ志と信念を持つ良き同志、栄辱を共にする良き友人、互恵とウィンウィンを目指す良きパートナーであり、両国軍が今回の合同診療奉仕を双方の協力、奉仕、発展の手本とすることを望んでいる」と表明した。
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