【新華社サンティアゴ8月5日】南米チリは3日、「プラスチック袋使用禁止法」を発布した。全国のスーパーや商店に対し顧客へのレジ袋配布を禁止する。商店がレジ袋を配布することを全面的に禁止する中南米最初の国となる。
「禁止法」は、国内の大型スーパーやショッピングモール、デパートに対し3日から6カ月の移行期間を設け、期間中はレジ袋の配布を1人当たり2枚までに制限する。2019年2月3日以降はすべての大型スーパーやデパートで、無償または有償を問わずレジ袋の配布を禁止する。違反者にはレジ袋1枚当たり最高370ドル(1ドル=111円)の罰金が課される。
中小規模事業者には2年間の移行期間を設ける。期間中は1人当たり2枚のレジ袋が配布できるが、2020年8月3日以降は国内でのレジ袋配布が全面的に禁止される。
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