【新華社南昌8月6日】中国江西省教育庁は身体に障害がある生徒への資金援助を拡充する。同省はこのほど、健全な特別支援教育を保障するメカニズムの確立に向け、身体障害生徒の高校無償教育を実施する政策を発表した。
教育庁によると、同省は今後、高校段階の生徒の経費基準を制定する際に特殊教育への優遇の度合いを強めていく。普通高校と中等職業専門学校が通級指導教室や特別支援学級などの形式で身体に障害がある生徒の募集を拡大するよう支援かつ指導し、市や県、区など各行政組織の入試実施機関がこれらの生徒の試験で合理的な便宜を図るよう求める。
同省はまた、身体に障害がある生徒の特別な事情を考慮し、各行政組織が義務教育の「両免一補」(学費と教材費の免除、寄宿生徒への生活費補助)をベースに、さらに統一的な資源配分でこれらの生徒を重点的に支援し、公的補助の水準を高めるよう求める。就学前教育と大学教育の段階については、優先的に資金援助を行うことで身体障害のある児童や学生を支援し、資金援助の程度を徐々に拡大していく。県(市、区)政府は、身体障害生徒が別途必要となる特別学習用品や教育訓練、交通費などを補助する政策の整備に努めながらも、企業や事業体、社会団体、個人に対し寄付による資金援助を呼び掛ける計画としている。
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