【新華社北京８月６日】複数の調査機関から得た情報によると、最近、国際原油価格が上下にブレており、８月６日にも中国国内の原油価格が小幅上昇する可能性が高い。一方、中国石油化工集団公司（シノペック）、中国石油天然ガス集団公司（ＣＮＰＣ）によるガソリンスタンドでの優遇キャンペーンが継続的に実施され、一部ガソリンスタンドの優遇幅は拡大する傾向にある。経済参考報が伝えた。
今回の価格調整周期のブレント・ドバイ・Ｃｈｉｔａ原油価格のボラティリティは上昇後に下落した。初期段階では、米国とイランの緊張のために市場が心配され、武装勢力によるサウジアラビアのバブ・エル・マンデブ海峡のタンカー通過中止も供給懸念を深め、国際原油価格の上昇を支えた。その後、ＯＰＥＣとロシアなど原油生産国の生産量増加とアメリカの原油在庫量増加、貿易トラブルなどでブレント・ドバイ・Ｃｈｉｔａの原油価格のボラティリティは下落した。
卓創資迅の戴田東アナリストも、今回の小売価格も上昇修正に直面するだろうとの認識を示し、９２＃ガソリンは１リットルあたりに０・０６元（１元＝約１６円）上昇し、０＃ディーゼルも１リットルあたりに０・０６元上昇すると予測している。
２０１８年に入り、中国国内では石油製品の価格調整は合計１５回行われた。ガソリン価格は合計６８０元／トン引上げ、ディーゼルは６６０元／トン引上げている。
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