【新華社ロンドン8月3日】英国南岸中英芸術交流シリーズ展2018「対話―四季」が7月31日夜、英国ロンドンのバンクサイドギャラリーで開幕した。中英両国の人的・文化交流の相互学習推進と、英国における中国伝統絵画芸術の普及を目的とする。
今回のテーマは「四季」で、中国人画家6人による48作品と、英国人画家4人による16作品を展示した。両国の芸術家は異なる手法を用いて、それぞれの生活・文化背景を基に四季を描いた。
主催者によると、中国人画家の出展作品は油絵のほか、中国伝統の山水画、人物画、花鳥画などさまざまで、中国の水墨画の伝承と発展を表現している。また、英国人画家の作品はリアリズム様式と巧みな絵画技法を融合させた水彩画や現代版画で、英国の特徴ある四季を表しているという。
英国王立版画協会のマイケル・バラット会長は開幕式のあいさつで、中国の芸術家が伝統的な絵画や書道の技術を用いて山や川の美しさを表現するだけでなく、現代的な様式で人物像や中国の都市・農村の四季の生活を描き出せることに驚きと感心を示し、今回の展覧会で中国の絵画芸術への理解がより深まったと述べた。
展覧会は同協会とロンドンの複合芸術施設サウスバンクセンター、中国愛濤文化集団が共同で開催した。中英芸術交流シリーズ展はバンクサイドギャラリーで2年連続の開催となり、会期は1週間の予定。
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