【新華社ウルムチ８月２日】中国新疆ウイグル自治区のＧ３０１２カラカシュ（墨玉）・ホータン（和田）間高速道路のカラカシュ側起点で１日、同高速道路の開通式典が行われた。現地の人々から歓声が上がる中、自動車が１台ずつ高速道路に乗り込んで行った。これはホータン地区の高速道路がないという歴史に終止符を打つもので、自治区の全地区、自治州、地級市に高速道路が通ったことも意味する。
開通式典で、自治区交通運輸庁の李志農副庁長は次のように述べた。カラカシューホータン高速道路プロジェクトは、国家の高速道路ネットワークにおける連霍（連雲港ーコルガス）高速道路Ｇ３０号線の連絡路線であり、トルファン（吐魯番）ホータン高速道路の重要な区間である。青海省を経由し、西南地域や華南地域とつながる重要な道路であり、イルケシュタム（伊爾克斯坦）通関地やクンジュラブ（紅其拉甫）通関地を通じて中央アジアや南アジアともつながる交通の要となる道路である。
ホータン地区は全国に１４カ所ある広域特殊貧困地区の一つで、貧困層の住む面積が広く、貧困程度も深刻で、全国の貧困の堅塁攻略計画でも最重要対象となっている。「豊かになりたいならまず道を通すこと。高速道路は開通後、沿線の商業、文化、観光などの発展を促進するだけでなく、民生を改善し、貧困脱却の力になる」と同地区発展・改革委員会の鄒蓉副主任は語った。
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