【新華社北京7月31日】中国中鉄股份有限公司は、浙江省杭州市と安徽省黄山市を結ぶ杭黄高速鉄道トンネル内で中国初の「42号ポイント(分岐線)」の架線工事が30日、順調に完了したと明らかにした。これは、中国初の高速鉄道トンネル内の「42号ポイント」架線工事で、同区域の施工技術の空白を埋めるものとなった。
中国中鉄電気化局第一工程有限公司の同鉄道プロジェクト責任者は、「42号ポイント」は中国の最大規模で最先端の鉄道ポイントで、杭州市の普安寺トンネルと趙塢トンネル内に位置し、杭黄高速鉄道と杭長高速鉄道(杭州市-湖南省長沙市)が交わる交通の要所で、独自開発のカテナリー架線分電方式を採用し、トンネル内の狭い空間での絶縁距離への要求を満たし、運行の安全を確保したと話した。
同鉄道は全長287キロメートル、設計時速250キロメートル。開通すれば、杭州市・黄山市間の所要時間は1時間半に短縮され、世界レベルの観光ゴールデンルートになると期待されている。
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