【新華社北京７月２５日】中国中央軍事委員会訓練管理部は２２日、「国際軍事競技大会２０１８」の中国主催種目の各種準備がすでに整い、新疆ウイグル自治区コルラ市と福建省泉州市にある競技場では現在、各種目の試験運営を盛大に行っている。「軍事分野のオリンピック」と称される同大会は２８日、正式に開幕する。
中国での種目に参戦するロシア、ベラルーシ、カザフスタン、ウズベキスタン、イラン、パキスタン、ベネズエラ、エジプト、ジンバブエ、スーダンの１０カ国の将兵と装備は２２日時点で全て中国国内の競技場に到着した。コルラ市と泉州市の競技場では現在、大会運営側の正確な調整やコントロール、効率の良い運営を確保するため、大会規則に厳格に基づき、全システム、全要素、全過程におけるシミュレーションを行い、審判組織、情報通信連絡、ニュースリリース、大会中継、競技の安全確保、緊急事態の処理などの業務を重点的に検査している。
今年の国際軍事競技大会には２８種目が設けられ、各国の協議による合意に基づき、中国は４種目を主催する。中央軍事委員会訓練管理部の責任者は、中国軍の参加は今年で５年連続、競技主催は２年連続となり、今年の大会には、中国軍の主催、参加種目や国内での競技に参加する外国軍チーム数、中国軍が使用する外国軍装備の数が多く、中国の軍事学校が初めて大会に参加するなどの特徴があると指摘。大会の開催成功を確保するため、同部は習近平外交思想を断固として徹底し、中央軍事委員会の戦略決定の手配に基づき、統括調整とサービス確保という役割の発揮に尽力して、中央軍事委員会機関の関連部門とともに職責に応じてしっかりと実行、部隊に直前準備を着実かつ念入りに行うよう指導することで、ハイレベルな競技主催と競技参加を実現すると表明した。また、国際軍事競技大会というこの重要なブランドとプラットフォームを十分に利用して訓練の発展を推進し、中国軍の新しい姿を示すと語った。
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