【新華社ヨハネスブルグ7月25日】中国銀聯(China UnionPay)傘下の子会社、銀聯国際と南アフリカのスタンダード銀行グループは23日、ヨハネスブルグで戦略提携に関する覚書を締結した。
中国銀聯の葛華勇・董事長は締結式で、双方は今回の提携により、中国とアフリカとの間の決済の円滑化をさらに促進し、両国間の経済貿易と人的往来を支援していく。また、銀聯は現地関連機構と幅広い提携を行い、アフリカの決済産業の発展の傾向と現地消費者の実際のニーズに基づき、銀聯の2次元コードやクロスボーダーB2Bプラットフォームなどの革新的製品のアフリカへの進出を加速させ、アフリカ諸国が低コストで、幅広く利益を得られるインクルーシブ・ファイナンスの発展をサポートしていくと述べた。
スタンダード銀行のシム・チャバララ最高経営責任者は、同行と銀聯は決済の分野で両国間の経済貿易交流を促進し続けている。今回の覚書の締結はこの長期的なパートナーシップのマイルストーンとしての意義を持っていると話した。
スタンダード銀行のカード・新興決済部のリンカーン・マリー取締役は、同行の顧客が銀聯カードを持てば、中国国内の銀聯カード決済端末とオンライン決済プラットフォームを使用できるほか、銀聯カード所有者は、同行のアフリカでの広範なネットワークがカバーするエリアでの取引が可能になると述べた。
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