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天津港、今年上半期の船舶輸出が低下
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-24 16:31:19 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【新華社天津7月24日】中国天津税関によると、今年上半期、天津港の船舶輸出量は前年同期比3・8%減の25隻、輸出額は前年同期比45・3%減の3億9千万元(1元=約16円)だったという。

 今年上半期、天津港の一般貿易による船舶輸出量は前年同期比9・1%増の24隻で、船舶輸出総量の96%を占めた。民営企業による船舶輸出量は同4・5%減の21隻で、船舶輸出総量の84%だった。主な輸出先では、ガーナへの輸出が15隻、バングラデシュへの輸出が4隻、合わせて全体の76%だった。

 天津税関は、船舶輸出量と輸出価格がともに低下した主な原因は次の2つだと説明。

 一、海運市場の低迷が続いている。2017年以降、世界経済情勢は好転し、世界海運量は4・1%増となり、この5年来の最大の伸びを記録した。だが、このような景気回復は前年の極端な低迷市況が前提にあり、長期的には、現在、海運市場は依然として衰退後の「L」字型の調整段階にある。

 二、新造船価格が軟調で手持ち受注の減少が加速しており、輸出量の低下を招いた。2017年以降、クラークソン新造船価格指数は121ポイントの過去最低となり、新造船価格中国指数も940ポイントという低位に落ち込み、船主と投融資機関の安値拾いの注文が大幅に増えた。新造船の注文不足と船舶の納品が進んだことにより、手持ち受注がいっそう縮減した。

 

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天津港、今年上半期の船舶輸出が低下

新華網日本語 2018-07-24 16:31:19

  【新華社天津7月24日】中国天津税関によると、今年上半期、天津港の船舶輸出量は前年同期比3・8%減の25隻、輸出額は前年同期比45・3%減の3億9千万元(1元=約16円)だったという。

 今年上半期、天津港の一般貿易による船舶輸出量は前年同期比9・1%増の24隻で、船舶輸出総量の96%を占めた。民営企業による船舶輸出量は同4・5%減の21隻で、船舶輸出総量の84%だった。主な輸出先では、ガーナへの輸出が15隻、バングラデシュへの輸出が4隻、合わせて全体の76%だった。

 天津税関は、船舶輸出量と輸出価格がともに低下した主な原因は次の2つだと説明。

 一、海運市場の低迷が続いている。2017年以降、世界経済情勢は好転し、世界海運量は4・1%増となり、この5年来の最大の伸びを記録した。だが、このような景気回復は前年の極端な低迷市況が前提にあり、長期的には、現在、海運市場は依然として衰退後の「L」字型の調整段階にある。

 二、新造船価格が軟調で手持ち受注の減少が加速しており、輸出量の低下を招いた。2017年以降、クラークソン新造船価格指数は121ポイントの過去最低となり、新造船価格中国指数も940ポイントという低位に落ち込み、船主と投融資機関の安値拾いの注文が大幅に増えた。新造船の注文不足と船舶の納品が進んだことにより、手持ち受注がいっそう縮減した。

 

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