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中国の食品輸入が急増 昨年は肉類、乳製品が主
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-25 08:55:29 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【新華社北京7月25日】中国税関総署はこのほど、2017年の中国食品輸入状況を発表した。2017年、全国の輸入食品は前年同期比7・9%増の142万9千ロット、量では36・5%増の5348万1千トン、額は25%増の582億8千万ドル(1ドル=約111円)、過去5年間、輸入食品の貿易額は、年平均伸び率は5・7%だった。

  中国の輸入食品の特徴として、近年、輸入量が急成長し、輸入元が多様化、種類がそろい、輸入税関が集中化している点が挙げられる。また、一部の輸入食品は中国国内市場の重要な供給源になっている。中国は2017年、187カ国・地域から食品を輸入し、うち上位10カ国はEU、米国、ニュージーランド、インドネシア、カナダ、オーストラリア、ブラジル、マレーシア、ロシア、ベトナムで、輸入額の合計は440億3千万ドルで中国食品輸入総額の75・5%を占めた。

  現在、中国輸入食品は主要農産物に広がっている。2017年、輸入額トップ10の食品は肉類、油脂および植物油原料類、乳製品類、水産物およびその製品、食料・穀物およびその製品、酒類、砂糖類、飲料類、ドライフルーツ・堅果類、ケーキ・ビスケット類などで、輸入額は539億1千万ドル、中国食品輸入総額の92・5%を占めた。うち、中国住民の主な食材である植物油の輸入量は941万9千トン、粉ミルクは132万4千トン、肉類は427万4千トン、水産物は408万9千トン。

  近年、中国の粉ミルクの輸入額と占有率は高水準を更新した2014年以降は下降傾向にあり、2016年に底を入れして反発した。2017年の粉ミルク輸入量は132万4千トンで乳製品供給量の22・7%を占め、他の乳製品輸入量は100万4千トンとなった。乳製品輸入元32カ国・地域のうち、貿易額上位3カ国はそれぞれEU、ニュージーランド、オーストラリアだった。

  2017年、中国の食用植物油輸入量は941万9千トンで食用植物油の供給量の12%を占めた。62カ国・地域から食用植物油を輸入しており、うち貿易額上位3カ国はそれぞれインドネシア、マレーシア、カナダだった。

  中国の肉類輸入量も急成長が続いている。2017年、中国の肉類輸入量は前年比7・2%減の427万4千トンで、国内の肉類供給量の4・8%を占めた。中国は24カ国・地域から肉類を輸入しており、貿易額上位3カ国はそれぞれEU、ブラジル、米国だった。うち、豚肉およびその製品の輸入量は262万3千トンで最も多く、国内供給量の4・7%を占めた。牛肉およびその製品は75万1千トンで9・5%、羊肉およびその製品は26万6千トンで5・5%、家禽肉及びその製品は46万9千トンで2・4%をそれぞれ占めた。

  また、中国の水産物貿易は安定化し、2017年の水産物およびその製品の輸入量は408万9千トンで国内の水産物供給量の5・6%を占めた。水産物輸入元78カ国・地域のうち、貿易額上位3カ国はロシア、米国、ノルウェーだった。

  近年、中国の輸入食品品質安全状況は全体的に安定し、地域的、業界的にも、また系統的にも食品安全問題は起きていない。2017年、中国の法規・法律と規定に合わないため、輸入を許可されなかった食品は6631ロット、量で4万9千トン、6953万7千ドル相当だった。

 

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中国の食品輸入が急増 昨年は肉類、乳製品が主

新華網日本語 2018-07-25 08:55:29

  【新華社北京7月25日】中国税関総署はこのほど、2017年の中国食品輸入状況を発表した。2017年、全国の輸入食品は前年同期比7・9%増の142万9千ロット、量では36・5%増の5348万1千トン、額は25%増の582億8千万ドル(1ドル=約111円)、過去5年間、輸入食品の貿易額は、年平均伸び率は5・7%だった。

  中国の輸入食品の特徴として、近年、輸入量が急成長し、輸入元が多様化、種類がそろい、輸入税関が集中化している点が挙げられる。また、一部の輸入食品は中国国内市場の重要な供給源になっている。中国は2017年、187カ国・地域から食品を輸入し、うち上位10カ国はEU、米国、ニュージーランド、インドネシア、カナダ、オーストラリア、ブラジル、マレーシア、ロシア、ベトナムで、輸入額の合計は440億3千万ドルで中国食品輸入総額の75・5%を占めた。

  現在、中国輸入食品は主要農産物に広がっている。2017年、輸入額トップ10の食品は肉類、油脂および植物油原料類、乳製品類、水産物およびその製品、食料・穀物およびその製品、酒類、砂糖類、飲料類、ドライフルーツ・堅果類、ケーキ・ビスケット類などで、輸入額は539億1千万ドル、中国食品輸入総額の92・5%を占めた。うち、中国住民の主な食材である植物油の輸入量は941万9千トン、粉ミルクは132万4千トン、肉類は427万4千トン、水産物は408万9千トン。

  近年、中国の粉ミルクの輸入額と占有率は高水準を更新した2014年以降は下降傾向にあり、2016年に底を入れして反発した。2017年の粉ミルク輸入量は132万4千トンで乳製品供給量の22・7%を占め、他の乳製品輸入量は100万4千トンとなった。乳製品輸入元32カ国・地域のうち、貿易額上位3カ国はそれぞれEU、ニュージーランド、オーストラリアだった。

  2017年、中国の食用植物油輸入量は941万9千トンで食用植物油の供給量の12%を占めた。62カ国・地域から食用植物油を輸入しており、うち貿易額上位3カ国はそれぞれインドネシア、マレーシア、カナダだった。

  中国の肉類輸入量も急成長が続いている。2017年、中国の肉類輸入量は前年比7・2%減の427万4千トンで、国内の肉類供給量の4・8%を占めた。中国は24カ国・地域から肉類を輸入しており、貿易額上位3カ国はそれぞれEU、ブラジル、米国だった。うち、豚肉およびその製品の輸入量は262万3千トンで最も多く、国内供給量の4・7%を占めた。牛肉およびその製品は75万1千トンで9・5%、羊肉およびその製品は26万6千トンで5・5%、家禽肉及びその製品は46万9千トンで2・4%をそれぞれ占めた。

  また、中国の水産物貿易は安定化し、2017年の水産物およびその製品の輸入量は408万9千トンで国内の水産物供給量の5・6%を占めた。水産物輸入元78カ国・地域のうち、貿易額上位3カ国はロシア、米国、ノルウェーだった。

  近年、中国の輸入食品品質安全状況は全体的に安定し、地域的、業界的にも、また系統的にも食品安全問題は起きていない。2017年、中国の法規・法律と規定に合わないため、輸入を許可されなかった食品は6631ロット、量で4万9千トン、6953万7千ドル相当だった。

 

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