22日、カジノキの皮を結ぶ「西和手作り麻紙」の伝承者、劉小波さん。(新華社記者/李笑)
数千年の歴史を持つ西和麻紙は、中国甘粛省隴南市西和県で生産される幅の狭い特産紙で、カジノキの皮を原料とし、ひたす、蒸す、踏む、叩く、切る、すくといった72の製造工程を経て作られる。同県では伝承者の後押しのもと、貧困者への技術面のトレーニングや電子商取引(EC)による販売などの方法を通じて、農家の人が製紙技術をマスターし、紙製品の販売ルートを開拓できるようサポートしている。