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中国はNEV生産·販売共に旺盛、世界自動車メーカーにビジネスチャンス
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-23 16:14:48 | 新華社 | 編集: 郭丹

 【新華社長春7月23日】「中国自動車工業の揺篭」と呼ばれる吉林省長春市で開催された「第15回中国(長春)国際自動車博覧会」では、合弁ブランドであろうと、中国自主ブランドであろうと、軒並み新エネルギー車(NEV)を発進している。

  今回の博覧会では、14カ国・地域の自動車メーカー145社が1380台の新車を出展し、そのうち、NEVは148台となり、組織委員会はNEV車用の特別展示ブースを設置した。

  中国政府はここ数年、NEVの普及に取り組み、政府による補助金を支給し、路上規制を設けないなどの優遇策を打ち出した。長春も同様だが、北京、上海、広州、成都などのモーターショーでも、国内外企業が続々とNEVを出展している。

  中国汽車工業協会の董揚常務副会長によると、数年間にわたる推進や積極的な発展を経て、中国は3年連続で世界一のNEV生産・販売大国となり、世界市場の半分近くを占めたという。市場の発展は、中国の蓄電池、モーター、完成車などの技術進歩を推し進めた結果だ。

  同協会の最新データによると、今年上半期、中国NEVの生産台数は前年同期比94・9%増の41万3千台、販売台数は111・5%増の41万2千台となり、高成長を持続している。

  データによると、NEV各車種はいずれも急速な成長を実現。純電気自動車の生産台数は79%増の31万4千台、販売台数は96%増の31万3千台、プラグインハイブリッド車の生産台数は170・2%増の10万台、販売台数は181・6%増の9万9千台となった。

  アナリストは、中国が環境に配慮した発展を推進する中、NEVは重要な一環であり、中国が世界の新ラウンドの自動車産業革命と競争に参加する重要な措置でもあり、中国の多くの都市が直面する交通渋滞や大気汚染など課題の緩和に役立つとの認識を示した。

 中国NEVの生産・販売は共に旺盛であり、中国自動車産業の対外開放加速も自動車メーカーにビジネスチャンスを与えると同時に、自動車メーカーの中国におけるNEV生産能力の拡大を促すものとなる。

  現在、ベンツ、BMWだけでなく、VW(フォルクスワーゲン)も中国で新たな協力パートナーを探しており、NEV工場や関連プロジェクトを共同展開し、NEVメーカーも生産能力と販売拠点の布石を打っている。

  世界の有名なNEVメーカーであるテスラの場合、同社は今月、上海で独自資本による研究・開発、製造、販売などの機能を備えた大型工場を設けると発表し、純電気自動車の計画年産は50万台としており、業界の注目を集めている。

  中国の完成車や部品メーカーはNEV市場で自らの地位を占有してきたものの、発展の基盤が強固ではなく、研究・開発能力が足りず、製造レベルが低く、ハイエンド製品が少なく、政策への依存度が高いなどの課題があることも事実だ。

 全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹秘書長は、テスラなどによる世界大手の中国進出は「ナマズ効果」(異質な要素が加わって活力が高まる現象)をもたらし、中国NEV市場の発展環境を変えると同時に、中国自動車メーカーが新たな突破を果たすための良好な参考を提供し、中国NEV市場のより高いレベルでの競争を推進することになるとの見解を示している。

 

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中国はNEV生産·販売共に旺盛、世界自動車メーカーにビジネスチャンス

新華網日本語 2018-07-23 16:14:48

 【新華社長春7月23日】「中国自動車工業の揺篭」と呼ばれる吉林省長春市で開催された「第15回中国(長春)国際自動車博覧会」では、合弁ブランドであろうと、中国自主ブランドであろうと、軒並み新エネルギー車(NEV)を発進している。

  今回の博覧会では、14カ国・地域の自動車メーカー145社が1380台の新車を出展し、そのうち、NEVは148台となり、組織委員会はNEV車用の特別展示ブースを設置した。

  中国政府はここ数年、NEVの普及に取り組み、政府による補助金を支給し、路上規制を設けないなどの優遇策を打ち出した。長春も同様だが、北京、上海、広州、成都などのモーターショーでも、国内外企業が続々とNEVを出展している。

  中国汽車工業協会の董揚常務副会長によると、数年間にわたる推進や積極的な発展を経て、中国は3年連続で世界一のNEV生産・販売大国となり、世界市場の半分近くを占めたという。市場の発展は、中国の蓄電池、モーター、完成車などの技術進歩を推し進めた結果だ。

  同協会の最新データによると、今年上半期、中国NEVの生産台数は前年同期比94・9%増の41万3千台、販売台数は111・5%増の41万2千台となり、高成長を持続している。

  データによると、NEV各車種はいずれも急速な成長を実現。純電気自動車の生産台数は79%増の31万4千台、販売台数は96%増の31万3千台、プラグインハイブリッド車の生産台数は170・2%増の10万台、販売台数は181・6%増の9万9千台となった。

  アナリストは、中国が環境に配慮した発展を推進する中、NEVは重要な一環であり、中国が世界の新ラウンドの自動車産業革命と競争に参加する重要な措置でもあり、中国の多くの都市が直面する交通渋滞や大気汚染など課題の緩和に役立つとの認識を示した。

 中国NEVの生産・販売は共に旺盛であり、中国自動車産業の対外開放加速も自動車メーカーにビジネスチャンスを与えると同時に、自動車メーカーの中国におけるNEV生産能力の拡大を促すものとなる。

  現在、ベンツ、BMWだけでなく、VW(フォルクスワーゲン)も中国で新たな協力パートナーを探しており、NEV工場や関連プロジェクトを共同展開し、NEVメーカーも生産能力と販売拠点の布石を打っている。

  世界の有名なNEVメーカーであるテスラの場合、同社は今月、上海で独自資本による研究・開発、製造、販売などの機能を備えた大型工場を設けると発表し、純電気自動車の計画年産は50万台としており、業界の注目を集めている。

  中国の完成車や部品メーカーはNEV市場で自らの地位を占有してきたものの、発展の基盤が強固ではなく、研究・開発能力が足りず、製造レベルが低く、ハイエンド製品が少なく、政策への依存度が高いなどの課題があることも事実だ。

 全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹秘書長は、テスラなどによる世界大手の中国進出は「ナマズ効果」(異質な要素が加わって活力が高まる現象)をもたらし、中国NEV市場の発展環境を変えると同時に、中国自動車メーカーが新たな突破を果たすための良好な参考を提供し、中国NEV市場のより高いレベルでの競争を推進することになるとの見解を示している。

 

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