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中国上半期の住民所得、堅調に増加 消費支出も大幅増
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-20 09:15:43 | 新華社 | 編集: 郭丹

 【新華社北京7月19日】中国国家統計局住戸調査弁公室の王有捐主任はこのほど、「全国の住民所得は上半期、堅調に増加し、伸び率は一人当たり国内総生産(GDP)の伸び率を上回った。農村部の住民所得の伸び率は都市部を超え、住民消費支出は大幅に増え、サービス消費の高度化は加速した」と指摘した。国家統計局ホームページが伝えた。

 

 ▽住民所得は安定成長 一人当たりGDPの伸びを上回る

 上半期、全国住民の一人当たり可処分所得は、名目ベースで前年同期比8・7%増の1万4063元(1元=約17円)、価格要素を除いた実質伸び率は6・6%、第1四半期(1~3月)以来の安定傾向を続けた。

 住民所得の実質伸び率は一人当たりGDPの伸び率を小幅に上回った。上半期のGDP成長率は6・8%で、人口増加による要素を除いた一人当たりGDPの伸び率は約6・3%、住民の一人当たり可処分所得の実質伸び率は一人当たりGDPの伸び率を0・3ポイント上回った。

 農村部の住民所得の伸び率は都市部を超えた。上半期、都市部住民の一人当たり可処分所得は7・9%(名目ベース)増の1万9770元、農村住民は8・8%増の7142元、農村住民の一人当たり可処分所得伸び率は都市部住民を0・9ポイント上回った。

 各種の所得は第1四半期の増加傾向を続けた。給与、事業、財産の所得は大幅に増えた。上半期、全国住民の一人当たり給与所得は8・8%増の8091元、伸び率で前年同期を0・2ポイント上回った。うち都市部住民の一人当たり給与所得は7・7%増の1万2073元、伸び率は前年同期を0・2ポイント上回った。農村住民の一人当たり給与所得は9・5%増の3263元、伸び率は前年同期を0・4ポイント上回った。都市部就業人口や出稼ぎ農民の増加、平均月収の大幅増が主な原因と考えられる。全国住民の一人当たり事業所得は7・0%増の2265元、前年同期を1・1ポイント上回った。全国住民の一人当たり財産所得は10・5%増の1166元、前年同期を0・9ポイント上回った。請負土地経営権譲渡による貸出料所得および家屋賃貸所得の大幅増が主な原因となった。移転所得は増加を続けた。全国住民の一人当たり移転所得は9・3%増の2541元、第1四半期とほぼ同じだった。

 

 ▽住民消費支出は大きく拡大 サービス消費高度化は加速 

上半期、全国住民の一人当たり消費支出は9609元で、前年同期比の名目伸び率は8・8%、実質伸び率は6・7%で、名目伸び率と実質伸び率は前年同期比でそれぞれ1・2ポイント、0・6ポイント拡大した。

 農村部住民の消費支出の伸び率は都市部住民を超えた。上半期、農村住民の一人当たり消費支出は5806元、伸び率は12・2%で前年同期を4・1ポイント上回った。都市部住民は1万2745元で伸び率は6・8%だった。農村部の伸び率は都市部を5・4ポイント上回った。

 上半期、スポーツや健康、観光などのサービス消費は活発化した。全国住民の一人当たりスポーツ活動支出は39・3%増、医療サービス支出は24・6%増、ホテル宿泊支出は37・8%増、交通費支出は22・8%増だった。電気通信業界で通信速度の向上や通信料引き下げの政策が次々と打ち出されたことで、住民が受けられる通信サービスの内容は充実したがコストは低下し、全国住民の一人当たり通信サービス支出は8・6%減った。快適な生活を求めるサービス消費需要は旺盛で、一人当たりの飲食サービス支出は16・6%増、家政サービス支出は33・1%増。パーソナルケアや教育への投資は増加し、全国住民の化粧品や成人教育、就学前教育などへの一人当たり消費支出は2桁台の伸びを見せた。

 

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新華網日本語 2018-07-20 09:15:43

 【新華社北京7月19日】中国国家統計局住戸調査弁公室の王有捐主任はこのほど、「全国の住民所得は上半期、堅調に増加し、伸び率は一人当たり国内総生産(GDP)の伸び率を上回った。農村部の住民所得の伸び率は都市部を超え、住民消費支出は大幅に増え、サービス消費の高度化は加速した」と指摘した。国家統計局ホームページが伝えた。

 

 ▽住民所得は安定成長 一人当たりGDPの伸びを上回る

 上半期、全国住民の一人当たり可処分所得は、名目ベースで前年同期比8・7%増の1万4063元(1元=約17円)、価格要素を除いた実質伸び率は6・6%、第1四半期(1~3月)以来の安定傾向を続けた。

 住民所得の実質伸び率は一人当たりGDPの伸び率を小幅に上回った。上半期のGDP成長率は6・8%で、人口増加による要素を除いた一人当たりGDPの伸び率は約6・3%、住民の一人当たり可処分所得の実質伸び率は一人当たりGDPの伸び率を0・3ポイント上回った。

 農村部の住民所得の伸び率は都市部を超えた。上半期、都市部住民の一人当たり可処分所得は7・9%(名目ベース)増の1万9770元、農村住民は8・8%増の7142元、農村住民の一人当たり可処分所得伸び率は都市部住民を0・9ポイント上回った。

 各種の所得は第1四半期の増加傾向を続けた。給与、事業、財産の所得は大幅に増えた。上半期、全国住民の一人当たり給与所得は8・8%増の8091元、伸び率で前年同期を0・2ポイント上回った。うち都市部住民の一人当たり給与所得は7・7%増の1万2073元、伸び率は前年同期を0・2ポイント上回った。農村住民の一人当たり給与所得は9・5%増の3263元、伸び率は前年同期を0・4ポイント上回った。都市部就業人口や出稼ぎ農民の増加、平均月収の大幅増が主な原因と考えられる。全国住民の一人当たり事業所得は7・0%増の2265元、前年同期を1・1ポイント上回った。全国住民の一人当たり財産所得は10・5%増の1166元、前年同期を0・9ポイント上回った。請負土地経営権譲渡による貸出料所得および家屋賃貸所得の大幅増が主な原因となった。移転所得は増加を続けた。全国住民の一人当たり移転所得は9・3%増の2541元、第1四半期とほぼ同じだった。

 

 ▽住民消費支出は大きく拡大 サービス消費高度化は加速 

上半期、全国住民の一人当たり消費支出は9609元で、前年同期比の名目伸び率は8・8%、実質伸び率は6・7%で、名目伸び率と実質伸び率は前年同期比でそれぞれ1・2ポイント、0・6ポイント拡大した。

 農村部住民の消費支出の伸び率は都市部住民を超えた。上半期、農村住民の一人当たり消費支出は5806元、伸び率は12・2%で前年同期を4・1ポイント上回った。都市部住民は1万2745元で伸び率は6・8%だった。農村部の伸び率は都市部を5・4ポイント上回った。

 上半期、スポーツや健康、観光などのサービス消費は活発化した。全国住民の一人当たりスポーツ活動支出は39・3%増、医療サービス支出は24・6%増、ホテル宿泊支出は37・8%増、交通費支出は22・8%増だった。電気通信業界で通信速度の向上や通信料引き下げの政策が次々と打ち出されたことで、住民が受けられる通信サービスの内容は充実したがコストは低下し、全国住民の一人当たり通信サービス支出は8・6%減った。快適な生活を求めるサービス消費需要は旺盛で、一人当たりの飲食サービス支出は16・6%増、家政サービス支出は33・1%増。パーソナルケアや教育への投資は増加し、全国住民の化粧品や成人教育、就学前教育などへの一人当たり消費支出は2桁台の伸びを見せた。

 

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