18日、玉磨鉄道の大団山トンネルの貫通を喜ぶ関係者たち。(新華社配信/沈濤)
【新華社昆明7月21日】中国鉄路昆明局集団有限公司によると、中国―ラオス国際鉄道の中国側区間である玉磨鉄道の大団山トンネルが18日順調に貫通し、全線を通して貫通に成功した初の2キロ以上のトンネルとなった。
玉磨鉄道は、雲南省玉渓市から南下し、同省普洱市、シーサンパンナ・タイ族自治州を通り、中国とラオスの国境に位置する同自治州勐臘県の磨憨鎮に達する全長508キロの鉄道で、建設中の中国―ラオス国際鉄道のラオス側区間と接続される予定。国家I級電気化鉄道で、旅客列車の目標速度は時速160キロとされている。中国の「一帯一路」構想の推進、周辺国家との相互接続実現のための重要な交通インフラ施設である。
玉磨鉄道の累計投資額とトンネル掘削率は現在、どれも設計段階の40%を超え、予定通りの全線開通と運用開始のため基盤を築いた。(記者/丁怡全 張東強)