【新華社北京7月20日】中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)から18日に得た情報では、銀保監会はこのほど座談会を開き、銀行業金融機関に対し、基層の積極性を効果的に引き出す奨励メカニズムの構築、融資費用の削減、情報ルートの開設、発展可能性のある困難企業を積極的に扶助するなどを含めた、民営企業と零細企業への融資サービス能力の向上を速めるよう求めた。
銀保監会は、「民営企業と零細企業は経済成長の促進、就業機会の増加と革新の加速などの面で重要な役割を果たしている。国民経済の循環と通貨政策の波及をスムーズにし、資源配置構造を最適化するには、民営企業と零細企業への融資サービス能力を向上させることを急がなければならない」と指摘した。
銀保監会はまた、銀行業金融機関に独立した信用貸付計画の制定、統計算定メカニズムの最適化、実績考課プログラムの充実化、内部資金移転価格優遇措置の実施、特別奨励費用の拠出、職責全う時の免責方法の細分化をし、民営企業と零細企業への融資サービスでの基層従業員の意欲を掻き立てるよう求めた。
大・中規模の銀行は「雁行モデル」効果の役割を十分発揮し、信用貸付に力を入れ、包摂的な小口貸付価格を合理的に決め、零細企業の貸付利子を率先して引き下げなければならない。銀行業金融機関には分類施策し、一時的に困難に陥った企業に手を差し伸べ、ウィンウィンを求め、画一的な軽率なやり方は断固として排除しなければならない。
銀行業金融機関はまた、関係部門と地域の包括的な融資サービス優遇政策と積極的にマッチングを図り、各級政府のリスク補償基金を上手く利用、地方政府、関連職能部門との情報共有と業務連携を強化し、民営企業と零細企業のために寄与する協力態勢を作り上げなければならない。
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