【新華社ブラジル·クイアバ7月18日】ブラジルのクイアバでこのほど、中国陝西省-ブラジル・マットグロッソ州経済貿易交流懇談会が開催された。会場では友好省州関係のさらなる推進や各分野での協力拡大について、双方の政府高官や企業界関係者らが活発に討論した。
陝西省の胡和平共産党委員会書記は懇談会で、今回の活動が双方の相互理解をさらに深め、より広範囲で密接な協力を推進することを希望すると述べた。また、双方が農業テクノロジー分野でより多くの交流と協力を行うことで、互いの強みである農産品の輸出入を強化し、先進的な経験の相互学習や製品貿易の相互促進に努めていきたいと語った。
マットグロッソ州政府の代表、州民事事務局のロドルフォ主任によると、同州はブラジルで最も重要な農業生産地区の一つで、大豆や牛肉、トウモロコシ、綿花などの生産量はいずれも国内上位に入るという。ロドルフォ氏は、同州の農工業はここ数年で急速に発展し、対外貿易も急成長したと述べ、陝西省との友好省州関係を通じ、中国とブラジルの経済貿易協力をより良い形で推進し、両国の人民に幸福をもたらしたいと語った。
懇談会では、陝西省楊凌農業ハイテク産業モデル地区や陝西建工集団、ブラジル資源大手のヴァーレなどの機関と企業がプレゼンテーションを行った。ブラジル陝西商会の賀清琴会長は、陝西省とマットグロッソ州は1996年に友好省州関係を結び、ここ数年の中国とブラジル間の協力発展に伴い、両者の関係も日増しに密接になっていると語った。
陝西省代表団は懇談会に先立つ15日にも、ブラジルのサンパウロで「陝西国有企業中国・ブラジル生産能力協力プロジェクトおよび西安(藍田)中国・ブラジル国際商業貿易シティプロジェクト」の契約調印式を行っている。
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