【新華社チェリャビンスク7月13日】中国黒竜江省とロシア南部チェリャビンスク州の工業、技術分野における協力に関する商談会が12日、チェリャビンスクで開催され、参加者は中ロ両国の同分野での協力推進について深く検討した。
今回の商談会は、第5回中ロ博覧会の枠組みの下で行われた主要イベントの一つで、両国の400余りの企業、大学、研究機関が参加した。併せて行われた会議では、伝統的な冶金、石油化学、設備製造などの協力を基礎とし、新材料、省エネ・環境保護、人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどハイエンド分野でのマッチングをさらに拡大することなどについて討論された。
黒竜江省の賈玉梅副省長はその席上、会議の目的は両地の科学技術と工業資源の強みを発揮し、協力の基礎を固め、ウィンウィンを実現することだと紹介。同省には81の大学、266の研究機関があり、自動化、航空・宇宙、海洋動力などの分野の研究が進んでおり、産業発展をけん引するのに役立つという。
チェリャビンスク州最大の企業家協会である南ウラル商工会議所のデグチャレフ主席は会議の席上、同商工会議所と黒竜江省の協力は26年にわたり、工業、技術交流の深い発展をお互いに見てきたと述べた。また、2018年は中ロ地方協力交流年であり、両地がハイテク共同プロジェクトの実施や、工業製品の競争力を共に高める好機を迎えると語った。
中ロ博覧会は、中ロ両国のハイレベルで大規模な総合展示会で、両国の地方や企業の協力、経済貿易関係の発展の推進に大きな役割を果たしている。今年は今月の9日から12日までロシアのエカテリンブルクで開催された。
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