【新華社ベルリン7月10日】中国の李克強国務院総理は9日午前、ベルリンの連邦首相府でドイツのメルケル首相と会談した。
李克強総理は次のように述べた。世界の主要な経済体である中国とドイツは、国際情勢に不安定・不確定の要素が増える今こそ、二国間・多角的協力の一層の強化を通じて、自由で公平な貿易の支持と、公正な国際秩序の維持に向けた積極的なシグナルを共同で発し、世界貿易の成長と世界経済の持続的な回復を促進すべきだ。
メルケル首相は次のように述べた。当面の国際的な背景の下、両国が経済・貿易・技術などの分野での協力を推進し、誠実で開かれた意思疎通を行うことは、より重要な意義を持つ。ドイツは、中国の開放拡大措置がドイツとの二国間協力で率先的に実施されることを期待している。中国企業によるドイツへの投資を歓迎する。来年の独中交流年を契機とし、双方の人的・文化的な交流と協力を拡大したい。ドイツは今回の欧州連合(EU)・中国首脳会議での共同声明発表を支持し、EU・中国投資協定の交渉が早期に前向きな進展を得られるよう推進していく。
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