【新華社ベルリン７月１０日】ドイツを訪問中の中国の李克強総理は現地時間９日午後、ベルリンの連邦首相府でドイツのメルケル首相と第５回中独政府協議を共同で主宰した後、共同記者会見を行い、記者の質問に答えた。
李克強総理は次のように表明した。今回の中独政府協議は幅広い分野で豊かな成果を収め、両国の未来に向けた協力を切り開いた。両国は着実な協力によって、多国間主義と自由貿易の維持に取り組むことを表明し、両国のそれぞれの発展と世界経済の回復を後押しする必要がある。
李総理は第７回中国－中・東欧諸国首脳会議について、「１６プラス１協力」は、中国と中東欧諸国が共同で築き上げた協力プラットフォームであり、中国と欧州の関係の重要な一部であり有益な補足でもあるとし、中国は欧州連合（ＥＵ）の団結、安定、発展に期待していると述べた。また、「１６プラス１協力」は、世界貿易機関（ＷＴＯ）の規則を含む国際慣例に従い、ＥＵの関連法律・規定の枠組みを守るもので、市場化の運営を堅持し、排他的な制度を設けることはないと指摘した。
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