【新華社北京6月25日】中国北京市通州区はこのほど、北京市が副都心道路システムの建設推進を加速させ、外部との接続能力を強化し、同区内の道路網の密度を高め、交通のサポート能力を引き上げ続ける方針であることを明らかにした。
周辺道路の交通保障面について、副都心は今年、京秦(北京-秦皇島)高速道路、「七環路」とも呼ばれる首都地区環状高速、市内東三環路の双井から通州に通じる広渠路の東への延伸工事、東六環路の増幅改良工事などの事業を重点的に進め、副都心の対外道路における交通の接続を強化する。今年2月、同市公交集団は副都心と河北省の大廠回族自治県や燕郊地区を結ぶバス3路線(822路、893路、894路)の運行を開始、公共交通機関による外出の足確保を推進した。
同区内の道路網については、今年は南西部の九棵樹西路や通馬路の改良、宋梁路の北への拡張工事などの事業を重点的に推進し、区内の道路網を整備し、街区の小ブロック化と道路の高密度化が進んだ道路網構造を構築する。
「北京市副都心制御性詳細計画(街区レベル)」草案によると、2035年までに、副都心は中心部の常住人口40万~50万人の流入を引き受けるため、公共交通の需要が大幅に増える見込み。
今年5月末、同市中心部と副都心を結ぶ快速公共交通回廊である広渠路快速公共交通システム(BRT)関連工事が正式に着工。BRTは停車駅の間隔を広く取り、輸送スピードを大幅に高めるほか、九つの駅で地下鉄に乗り換えられることになっており、周辺地域からの人の流れが集まる主要アクセスポイントとなる。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: