【新華社北京6月19日】「上海協力機構憲章」の世界初出版式と上海協力機構(SCO)設立17周年記念イベントが先日、中国の北京で開催された。
「上海協力機構憲章」は、2002年6月にSCO加盟国がサンクトペテルブルクで第2回サミットを開催した際、6カ国の元首が共同で調印したSCOの綱領的文書だ。インドとパキスタンがSCO新たに加盟した後、より広範な交流プラットフォームを構築するため、SCO事務局と中国外文出版発行事業局は、同事業局傘下の新星出版社が中国語、ロシア語、英語の3カ国語で「上海協力機構憲章」を正式に出版し、世界に向けて発表することを計画した。「上海協力機構憲章」が3言語で正式に出版されるのはこれが初めてで、このため重要な歴史的意義と文献的価値を持つものとなっている。
SCOのアリモフ事務局長はあいさつの中で、SCO設立から17年の忘れがたい道のりと実現した多くの成果を振り返り、SCOの素晴らしい将来を展望した。同事務局長は、SCOは青島サミットを新たなスタートラインとし、相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展を目指すという「上海精神」を堅持し、SCO運命共同体の構築を推進すると表明した。
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