【新華社北京6月13日】中国の王毅国務委員兼外交部長は12日、北京で東南アジア諸国連合(ASEAN)のリム・ジョクホイ事務局長と会見した。
王毅氏は会見で次のように述べた。
今年は中国・ASEAN戦略パートナーシップ構築15周年にあたり、双方は過去15年間の協力成果に基づき、手を携えて、より緊密な運命共同体を構築していくことに合意、確認した。一つ目は「中国・ASEAN戦略パートナーシップ2030ビジョン」の制定、二つ目は中国・ASEAN革新年の実施、三つ目は「一帯一路」構想と「ASEAN相互接続総合計画2025」などのASEAN発展計画との連携強化だ。
リム氏は、ASEAN事務局が積極的な役割を果たし、政治、経済貿易、社会・人文などの各分野でASEANと中国の協力を深化させていきたいと述べた。
双方は南中国海問題についても意見を交わし、中国とASEAN諸国の努力によって、南中国海情勢は明らかに安定に向かっているという考えで一致した。王毅氏は、地域外の国が波風を立てないかぎり、南中国海の安定が維持でき、「南中国海行動規範」(COC)の協議も順調に進展すると強調した。
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