【新華社北京6月13日】中国外交部は12日、朝米首脳会談に関し声明を発表した。声明の全文は次の通り。
朝米首脳会談は順調に行われ、前向きな成果を得た。これは朝鮮半島の非核化と政治的解決推進のプロセスで得られた重要な進展である。われわれは朝米両国の指導者の政治決断を高く称賛し、会談の成果を歓迎し支持する。各方面が会談を成功させるために払った努力を前向きに評価する。
朝鮮半島の非核化を実現し、60年以上続いた敵対と対立関係を終わらせ、半島と地域の持続的な平和と繁栄を求めることは時代の流れに合致しており、国際社会が広く望むことでもある。この度の会談の成果は、これらの目標に向けて踏み出された正確かつ重要な一歩といえる。 中国は半島非核化の実現、平和と安定の維持、対話と協議による問題解決を堅持し、弛まぬ努力をしている。半島情勢はこのところ、重大で前向きな変化が現れているが、特に朝米首脳会談により得られた成果は中国の期待に合致している。朝米両国の指導者が合意した共通認識を双方が実行に移し、今後も協議を継続し、得られた成果を確固なものとしてさらに拡大し、政治的手段による半島問題の解決を持続可能かつ不可逆的なプロセスとすることを希望し支持する。
中国は半島の近隣国、重要な関係国として、関係各国と共に半島の非核化と平和メカニズムの構築に引き続き尽力していきたい。
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