【新華社上海6月12日】第11回上海市大学外国人留学生ドラゴンボート大会が9日、中国上海市の華東理工大学で行われ、28大学1千人以上の外国人留学生が参加した。各大学が熾烈な戦いを繰り広げた結果、華東師範大学が1等賞、復旦大学と上海海事大学が2等賞、華東大学、上海交通大学、華東理工大学が3等賞をそれぞれ受賞した。
上海市教育委員会と上海市大学外国人留学生教育研究会は2008年以降、毎年端午節の時期に同大会を開催。外国人留学生からの評判が良く、人気がある大会として、今では同市の大学文化生活における重要かつ権威のあるイベントになっている。留学生たちは練習で心身を鍛え、チームワークを高め、さまざまな国から来た留学生仲間と交流するだけでなく「同舟共済、奮闘争先」(力を合わせて困難を克服し、先を争って奮闘する)という中国の伝統的精神への理解も深める。
同市の外国人留学生はこのところ、毎年増加しており、統計によると、市内で学び、生活する外国人留学生数は2017年、6万人を突破した。市内の各大学は、文化フェスティバルや太極拳、太極扇、撮影、古筝、京劇など豊富かつ多彩なテーマのイベントやレッスンを次々と実施。留学生に中国文化の雰囲気を味わってもらい、中国文化を記憶に留めてもらう狙いだ。
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