【新華社ブラザビル6月5日】キンシャサからの情報によると、コンゴ民主共和国政府のランベール・メンデ報道官兼コミュニケーション・メディア相はこのほど、首都キンシャサで開催された「万村通」衛星デジタルテレビ放送プロジェクトの始動式で、同国と中国の互恵・ウィンウィン協力はコンゴ民主共和国に実益をもたらすと表明した。
同報道官は「万村通」プロジェクトが同国農村部の発展促進、デジタル化における格差の縮小、雇用問題の解決の助けとなるだけでなく、一般民衆の生活を豊かにし、グローバル化がもたらした発展の成果を享受させることができると強調。国民教育の重要な延長として、同プロジェクトは民衆の思想分野でのブレークスルー実現に役立つと述べた。
同報道官はまた、他国との協力と異なり、コンゴ民主共和国・中国協力は国民に実益をもたらし、ウィンウィン、共同発展といった理念を体現している。コンゴ民主共和国は中国とともに協力し、同プロジェクトの順調な実施を推し進めると表明した。
王同慶駐コンゴ民主共和国中国大使は、同プロジェクトにより同国の500余りの農村にデジタルテレビを設置し、へき地の住民が世界を知るための窓を開き、同国国民に中国・コンゴ協力の成果を享受してもらうと語った。 同プロジェクトは、衛星テレビをアフリカの1万の村落で視聴可能にするプロジェクトで、2015年開催の中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)ヨハネスブルクサミットにおいて中国が打ち出した「十大協力計画」の一つ。
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