【新華社西安5月30日】秦始皇帝陵博物院と中国の西北大学はこのほど、共同で仮想考古学実験室を設立した。実験室は、兵馬俑と俑坑のデジタル化を目的としたデータ採集や関連研究を行い、今後秦始皇帝陵のデジタル復元を実現する。
同実験室は、秦始皇帝陵博物院と西北大学の戦略的提携に基づいて設立された。考古学を発展させる方法を革新し、考古学と文化遺産保護における情報技術の応用を促し、西北大学の研究知識と秦始皇帝陵の考古資源を最大限に活用し、文化遺産の保護と継承の持続可能な発展を促進することを目的とする。
秦始皇帝陵博物院考古業務部の張衛星主任によると、同実験室は今後、国家自然科学基金の重点プロジェクトである「破損陶器のデジタル幾何学的仮想復元方法の研究」や、国家文物局の「インターネット+中華文明」「秦陵文化遺産の資源価値発掘に基づく歴史文化観光」プロジェクトと結びつけ、秦始皇帝陵のデジタル化やデジタル化資源に基づく考古学的研究、兵馬俑の仮想修復、仮想現実(VR)展示プロジェクトなどのモデル応用活動を集中的に行う。
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