【新華社北京5月27日】中国全国股転公司(全国中小企業株式譲渡システム有限責任公司)がまとめたデータによると、「新三板」(店頭市場)上場会社のうち8586社が2017年の研究開発(R&D)費支出状況を発表した。支出総額は前年比9・96%増の607億3千万元(1元=約17円)、売上高研究開発費比率は平均3・82%だった。
金融情報サービス機構Windのデータによると、「新三板」上場会社のうち2017年の研究開発費支出が1000万元を超えた企業は1550社、5000万元を越えた企業は74社、1億元を超えた企業は19社。研究開発支出トップ100社の研究開発費はいずれも4500万元を超え、支出総額は81億7千万元に達した。
全国股転公司によると、「新三板」上場会社の2017年の売上高研究開発費比率は平均3・82%で、社会平均を1・7ポイント上回った。そのうちソフト・情報サービス業、電子製造、バイオ医薬品、インターネットなどの業界企業の売上高研究開発費比率は比較的高い。
Windのデータによると、2017年の研究開発経費が売上の10%を超えた企業は2032社、50%を超えた企業は174社、100%を超えた企業は72社だった。100%を超えたとは、研究開発支出が売上を超えたことを意味する。1000%を超えた企業も14社あり、そのうち9社はバイオ医薬品会社だった。
データによると、研究開発経費が1億元を超えた企業は19社。トップ5は、中科軟(3億6900万元)、君実生物(2億2600万元)、聖泉集団(2億3300万元)、華強方特(2億2100万元)、安克創新(1億9300万元)だった。
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