【新華社北京4月25日】中国の王毅・国務委員兼外交部長は24日、タジキスタンのアスロフ外相、ウズベキスタンのカミロフ外相、カザフスタンのアブドラフマノフ外相とそれぞれ会談を行った。
タジクスタンのアスロフ外相との会談で王毅氏は次のように述べた。中国はタジクスタンと共に指導者の共通認識(コンセンサス)を実行に移し、ハイレベルの行き来を緊密にし、「一帯一路」の枠組みの下の実務協力を深め、運命共同体を築くことを願っている。今年、両国はそれぞれ上海協力機構の(SCO)サミットと首相会議を開催する。双方は互いに支持、協力し、SCOの新たな進展と成果を図らなければならない。
アスロフ氏は、自国の発展戦略と「一帯一路」構想の深い連携を図り、中国と各分野の協力を着実に進め、両国の全面的戦略パートナーシップを実現したいと表明した。
ウズベクスタンのカミロフ外相との会談で王毅氏は次のように述べた。ウズベクスタンと共に努力し、戦略の連携を強め、相互接続(コネクティビティー)を推進し、人文(人と文化)と地方の協力を進め、「一帯一路」共同建設の新たな目玉を作り、両国協力の質的向上と高度化を図り、互恵ウィンウィンと共同の発展を実現したい。
カミロフ氏は、中国との国政運営面の交流を強化し、全方位の協力を深め、両国の全面的戦略パートナーシップを新たな高みに押し上げたいと表明した。
カザフスタンのアブドラフマノフ外相との会談で王毅氏は次のように述べた。中国はカザフスタンと共に両国指導者の共通認識を実行に移し、ハイレベルの行き来を緊密にし、政治面の相互信頼を固め、経済・貿易、生産能力、金融、エネルギー、インフラの協力を深め、「一帯一路」共同建設を進め、国際的、地域的問題で協調と協力を一段と強めることを願っている。 アブドラフマノフ氏は、「一帯一路」の枠組みの下で中国との協力を一段と深め、SCOなど多国間の枠組みの中で協調と連携を強め、両国関係を新たな高みに押し上げたいと表明した。
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