【新華社福州4月25日】第1回デジタル中国建設サミットが中国福建省福州市で開幕した。中国ネットサービス大手の騰訊(テンセント)董事会主席兼最高経営責任者(CEO)の馬化騰氏はメインフォーラムの席上、デジタル中国の建設は重要なチャンスであり、中国企業はコア技術の突破を図る必要があり、このニーズはますます切迫していると語った。
馬氏はデジタル中国の建設について「立ち位置」「浸透力」「普及」など、さまざまな要素の結合が必要との認識を示した。馬氏は、デジタル技術で中国企業はより高い「立ち位置」が必要で、十分なコア技術を有して初めて海外大手と平等に対話する機会が開かれると語った。また、デジタルイノベーションでは「浸透力」が必要との見方を示し、インターネットが垂直分野で深い融合を進める中、デジタルイノベーションは各産業に深く浸透し、その「五臓六腑」に入り込む必要があると指摘した。一方、デジタル化の向上には「普及」させることが重要と述べ、デジタル製品やサービスの上位互換性に注意を払い、より多くの人に普及し、適切に使用される環境を整えることで、デジタル化の恩恵がより広くシェアされる必要があるとの考えを示した。
馬氏は、より多くの人にデジタルという垣根を越させることと、デジタル技術を十分に利用し、不均衡で不十分な発展を是正することが必要との考えを示した。また、デジタル中国の建設が、デジタルシルクロードの建設を推進するとともに、世界に「中国モデル」と「中国プラン」を広めていくことになると語った。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: