【新華社石家庄４月２４日】中国最大の電力会社である国家電網公司（Ｓｔａｔｅ Ｇｒｉｄ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ｃｈｉｎａ、ＳＧＣＣ）の雄安新区電力供給会社が２２日、正式に成立し、これを皮切りに雄安新区のグリッドの企画建設が推進段階に入る。雄安新区のグリッド企画によると、電力を１００％クリーン化し、ほかの都市より先に２４時間１００％クリーン電力を供給する都市グリッドを構築し、電力が末端エネルギー消費で占める割合を５２％以上にする計画だ。
雄安新区の電力供給会社はＳＧＣＣ傘下の河北省電力有限公司の完全子会社で、雄安新区のグリッドの企画、建設、運営、電力供給サービスなどの業務を担当し、雄安新区の建設のために効果的なエネルギー支援を行う。
現在、雄安新区のグリッド企画はすでに編制済みだ。同企画は、国内の５０名余りのトップレベルの専門家が数月間かけて集中的に作成され、河北省の京津冀（北京市・天津市・河北省）協同発展指導グループ事務局、雄安新区管理委員会と関連する院士会員（中国科学院および中国工程院の会員）、著名な専門家の意見と提案を聴取した。新区の全般的な企画とエネルギー企画を結びつけ、世界先進都市のグリッド経験を十分に参考にした。また、新区の建設発展要求をも視野に入れ、グリッドの今後の発展方向とも合致している。
雄安新区のグリッド企画はイノベーション、調和、エコ、開放、シェアの新しい発展理念に基づき広範囲の相互の接続、スマート化されたインタラクティブ、柔軟性に富み、安全で制御可能な次世代グリッドを作り上げることで、雄安新区が電力供給の信頼性が高く、高度に電気化・スマート化されたエコスマートニュータウンになるのに一役買う計画だ。
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