【新華社北京4月25日】中国国家版権局インターネット版権産業研究基地は23日「中国インターネット版権産業発展報告(2018)」を発表した。
報告によると、中国のインターネット著作権産業は引き続き急速な増加傾向を維持し、2017年には市場規模が前年比27・2%増の6365億元(1元=約17円)に達した。
また、2017年の中国インターネット動画の市場規模が前年より倍増の218億元となり、今後2年間は60%以上の高い伸び率を維持する見込み。オンラインゲーム市場規模は前年比32%増の2355億元、オンライン音楽市場規模は同22%増の175億元に達した。オンラインニュース情報市場規模は同40%以上伸びて305億元に達し、うちモバイル端末のニュース収入が全体の75%を占めた。デジタルリーディング市場規模は同31・1%増で100億元を突破した。
報告によると、インターネットライブ配信の「投げ銭システム」という新しい勢力が出現し、市場規模全体の成長をリードした。2017年の中国のインターネットライブ配信ユーザー規模は4億2200万人、市場規模は約400億元に達し、有料ゲーム市場に次ぐ規模となった。また、ショートビデオ市場も急速に成長し、ユーザー規模は前年比115%増の4億1千万人を突破した。ユーザーアクセス数と広告価値も爆発的に増加しており、2020年には市場規模が350億元を突破する見込みである。
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