【新華社北京4月20日】第1四半期の6・8%の経済成長率は市場観測と一致するものとなった。そのうち、消費と民間投資のデータは好調で、経済成長の注目点となった。中国証券網が伝えた。
中国国家統計局発表のデータでは、第1四半期の消費は前年同期比9・8%増で、伸び率が1~2月より0・1ポイント上昇。そのうち、3月の消費は10・1%増、1~2月より0・4ポイント拡大。自動車消費は依然として消費成長を促す主力である。また、住民消費高度化の関連製品もスポットライトを浴び、化粧品や金銀の宝飾品の消費は20%以上の伸びを維持した。
第1四半期の消費の基礎的役割が引き続き強化され、経済成長に対する最終消費支出の寄与度は77・8%と、総資本形成の寄与度を46・5ポイント上回った。今年の消費は5年連続で経済成長を牽引する最大の原動力となった。
国家統計局の刑志宏報道官によると、商品消費は品質志向へと、物質消費はサービス消費へとシフトしており、これは消費分野の新たな変化だという。
また、第1四半期の民間投資は前年比8・9%増で、伸び率が1~2月より0・8ポイント、前年同期比で1・2ポイント上昇した。 民間投資は投資全体の60%以上を占め、第1四半期は8・9%増で、伸び率は前年通年より2・9ポイント上昇。民間投資の分野もさらに拡大、一部重点分野が強化され、供給構造の最適化、供給効率の向上にも積極的な影響を与えていると、同氏は指摘した。
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