【新華社ハルビン4月19日】中国黒龍江省にあるハルビン空港はこのところ、第2ターミナル(T2)開業前の4回目となる総合予行演習を行った。第2ターミナル開業前の最後となる今回の大規模演習には、2千人の「模擬」旅客が参加した。新ターミナルは30日に正式開業する。
大学生ボランティア、グランドスタッフなど2千人が「旅客」に扮し、いくつかのグループに分かれ、第2ターミナルの出発ホールに向かい、国内線の発着便と乗り継ぎの手順通りにチェックイン、荷物預かり、保安検査、搭乗待ち、到着後の荷物受け取りなど通常のプロセスを行った。また、電力システムの故障、設備故障、テロ対策、緊急救助などの演習も行った。
今回の演習は計2時間あまりで、出発便20便と到着便20便の計40便の発着を想定して行った。今回の演習の旅客には子どものみの旅客のほか、乳幼児、車椅子利用客など特別にケアの必要な旅客も含まれていた。
ハルビン空港は29日に最終フライトの後、30日未明からターミナルの変更を行う。同日、第1ターミナルは業務終了後、閉鎖し、一時的に使用中止にし、改修工事に入る。30日早朝便から国内線の発着便を全て第2ターミナルに移し運営する予定だ。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事