【新華社北京４月１６日】中国汽車工業協会（中汽協）はこのほど、３月の自動車生産・販売台数データを発表した。３月の自動車販売台数は前年同期比４・７％増の２６５万６千台、新エネルギー車（ＮＥＶ）の販売台数は同１１７・４％増の６万８千台と最も目立つ車種だった。中国証券報が伝えた。
３月の自動車販売台数の伸び率は前年同期より拡大した。３月の自動車生産台数は前月比５４・１％増、前年同期比１・２％増の２６２万８千台、販売台数は前月比５４・７％増、同期比４・７％増の２６５万６千台となり、販売台数の伸び率は前年同期を０・７ポイント上回った。そのうち、乗用車の生産台数は前月比５２・８％増、同期比０・５％増の２１９万９千台、販売台数は前月比４７％、同期比３・５％増の２１６万９千台だった。
ＮＥＶ分野の業績が最も華々しい。そのうち、純電気自動車（ＥＶ）の生産台数は前年同期比９１％増の５万１千台、販売台数は同１０５・９％増の５万２千台、ハイブリッド車の生産台数は前年同期比１６３％増の１万７千台、販売台数は同１６７・２％増の１万６千台だった。
また、自動車の輸出台数は前月比でも前年同期比でも急増した。税関のデータによると、２０１８年２月の完成車輸入台数は前年同期比３％減の８万３千台、完成車の輸出台数は同６２・７％増の８万台だった。１～２月の完成車輸入台数は前年同期比７・６％増の１７万７千台、輸出台数は同３０・１％増の１６万台に達した。
中汽協のデータによると、３月、自動車販売台数のベストテン企業は、上汽、東風、一汽、長安、北汽、広汽、吉利、長城、華晨、奇瑞の順。先月に比べ、これら１０社の販売台数は軒並み急増し、３月の合計販売台数は２５４万３千台となり、自動車販売全体の８８・２１％を占めた。
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